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自分で考えて行動したり結果を出すことが基本中の基本
経営幹部として営業組織に貢献する為には、必要な能力を発揮して前向きに取り組むことが必要です。
具体的には、組織の目的を明確にして目標を設定したり、具体的にどのような形で貢献できるか、客観的に分析する能力などです。
また、メンバーと意見交換を行い、情報共有やコミュニケーションの円滑化を図るのもポイントの1つです。
経営者とその幹部はやはり、組織を上手に運営していることが求められるので、全体の把握と組織づくりに長けている必要があります。
当然ですが、幹部と従業員は立場が異なりますし、できることややるべき仕事も違います。
経営幹部はまず自らの立ち位置を理解しつつ、収益を高める為に何ができるか考えることが大事です。
それを考えられることこそが、営業組織において必要な能力とされます。
ただ単に任された仕事をこなすのではなく、自分で考えて行動したり結果を出すことが基本中の基本です。
経営幹部はマネジメント能力が問われる
次に、幹部は後の経営者候補でもあるので、やはり組織全体を把握して、上手く動かしていくことが重要です。
その為にはマネジメント能力が問われますから、経営理念をはっきりと理解すること、そして企業を存続させる具体的なアイディアを出す必要が出てきます。
椅子に座っているだけの人は、従業員であっても必要ないので、これが経営幹部となれば尚のこと疑問視されます。
座って考えることに加えて、時に立ち上がって自ら行動する、それこそが経営者や組織から期待される幹部像です。
営業組織においては、舵取りに迫られたり選択の決断が必要になりますが、そういう状況で本質を見極められる人材が不可欠です。
幹部にはこのように、本質を捉えて判断材料にすることもまた、必要な能力の1つに加えられます。
情報収集は常に大切ですが、情報過多になりがちな現代では、冷静に物事を見極められる目が重宝されます。
幹部は経営者が間違った決断をしようとする時、あるいは組織の舵取りに懸念が生じる場合に、その真価が問われることになるでしょう。
方向性や物事が決まったら、次は目標に向かって1つずつ手順を踏む段階に進みます。
ここでも幹部の重要性は高く、組織を正しい手順で目標に向かうようにすることが仕事です。
手順を飛ばしたり間違ってしまうと、目標への道のりが遠のいたり、遠回りをしてしまうことになります。
そういった状況が発生するのを未然に防ぐ、これも経営幹部に求められる必要な能力です。
従業員と信頼関係を築くことが肝心
営業組織での役割は他にもあって、それは組織の力を引き出し高めていくことです。
企業はチームで動く組織ですから、全体を上手くまとめ上げて導く役割の人が欠かせないといえます。
その1つが幹部で、組織とそれを動かす従業員を導く必要があることから、全体像の把握と明確な目標設定が重要というわけです。
円滑なコミュニケーションも勿論そうですし、情報の共有や本質を見極める目にも通じます。
組織においては、1人の能力が高くても残せる結果には限界があるので、少数の優れた従業員よりも、組織を上手く動かす幹部と複数の従業員の方が時に優秀です。
言うまでもありませんが、幹部は従業員と共に組織を動かしますから、従業員と信頼関係を築くことが肝心です。
信頼関係構築のプロセスを軽視したり省いてしまえば、重要な場面で従業員の協力が得られなくなります。
一方的に命令したり話を聞かない、こういう経営幹部は嫌われてしまうので、他人の話に耳を傾けたり共感を示すコミュニケーションこそが必要な能力に他ならないです。
様々な人達の話を聞く姿勢は、分析に役立つ情報収集や意見の統合に繋がるので、幹部にはなくてはならない能力でしょう。
しかし、時に経営者に助言を行う立場でもありますから、財務や経理といった知識も求められます。
変化を読み取り対応する柔軟性も重要
お金の流れや組織の経営状態を想像したり把握する、そんな視点も営業組織を動かすのに欠かせないです。
それに、状況に応じて資金を確保できる必要がありますから、資金調達能力もあった方が良いです。
資金が不足すると事業が続けられませんし、新しく始めることも難しいので、お金の管理をできることは大切です。
状況を分析して将来を見据えたり、組織を導く判断力も経営幹部に必要な能力ですが、変化を読み取り対応する柔軟性も忘れてはいけないところです。
組織を船と考えた場合、舵取りの判断を頭の固い人に任せてしまうと、船が衝突したり転覆するリスクに晒されます。
状況の変化にいち早く気がつきつつ、柔軟に的確な判断を下せる、こういった人にこそ誰もが営業組織の舵取りを任せたいものです。
企業という組織を長きにわたって安定させるには、向上心を持って組織改革や運営に取り組むことも必須です。
向上心なくして組織の成長はありえませんから、現状に満足しないで高みを目指せる人が幹部に相応しいです。
最後はリスクを踏まえて判断を行い実行する、その実行力が物を言います。
失敗は避けたいところですが、万が一失敗しても自分が責任を取る姿勢を見せる人が幹部だと、従業員はついてきて組織も上手く動くようになります。
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