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今の営業はほとんどこのネットに集約してきている
殆どの企業において、経営幹部は営業組織が重要だと定義していると考えていいでしょう。
これはモノづくりのような会社においても言えることです。
これは、それだけモノづくりなどにおいても他社との違いが明確に出来なくなって来ているという事があると考えられます。
つまり、技術力で圧倒的な差を他者につけるという事が困難な時代になったという事が言えるのかもしれません。
そうなれば、企業が売り上げを伸ばすには営業力を付けるしかなく、これに力をいれるのは当然という事にもなってきます。
ただし、今でいうところの営業は昔のような営業とは全く違うという事は考えておく必要があります。
昔は企業の幹部や決定権を持つ相手に対して売り込みをかけるというような事が営業だと考えられることがほとんどだったのですが、今はそのような事をしてもほとんど意味はありません。
今でいうところの営業力はネットでの宣伝力だと考えてもいいでしょう。
既に人と人との付き合いによって取引を獲得できる、というような時代では無くなっているという事を考える必要があります。
ですから昔でいうところの営業マンというのは今はほとんど皆無だと考えてもいいでしょう。
人でモノを売るというのではなく、実際の商品やサービスの質の高さを理解して売るというのが当たり前の時代になったという事です。
そして、その質の高さを知る事が出来るツールというのが、ネットということになりますから、今の営業はほとんどこのネットに集約してきていると考えていいでしょう。
しかも、ネットであれば必要な情報交換もすることが出来ますから、何か聞きたいことがあれば、その場で質問をすることも出来るという事にもなっています。
チャットシステムとは?
最近ではチャットというシステムを採用して、リアルタイムでネット上での質問に返事をするという事をしている企業も出てきています。
こうした事が今でいうところの営業力になっているという事を考えておく必要があります。
企業を人が訪ねるという事をすると、相手方の時間を取るという事にもなりますし、自分も移動に時間を取られるという事になります。
ですが、ネットでいつでも情報を見られる状態にしておけば、興味がある人が自由に勝手に必要な情報を獲得していくので、それで自動的にビジネスになっているというのが現代におけるビジネスだと考えていいでしょう。
昔のような非効率なやり方では今の時代ではもう通用しないという事になっているわけです。
今と昔では営業マンの働き方が変わってきている
最先端といわれるような事をしている企業では、これはもう常識のレベルだといって良いでしょう。
営業という組織は存在しますが、ほとんどの場合において、昔でいうところの営業マンという外回りをするような人はいません。
居るのは、パソコンを前にしてコトコトと端末を操作している人が数人いるだけというような組織になっている事が多いと言えます。
そうした組織が見ているのは、訪問者がどれぐらいいて、質問などがどれぐらいきて、どのような事をチェックしていったのかという事を確認して、その需要を調べてこれに応えるサイトを作成しているという事をしているというわけです。
ですから、今の影響組織は個別にチャットやメールなどで対応をするという事もありますが、主たる仕事は全体的な需要のチェックをして、その需要に応えることが出来るサイトにしたり、情報交換手段を作るという事をしているという事になります。
ある意味では昔の営業マンが全くすることが無かったパソコン操作によって、営業をしているという事になるのかもしれません。
ですから、昔でいうところの優秀な営業マンと、今でいうところの優秀な営業マンは全く意味が違うという事を知っておいた方が良いかもしれません。
今の優秀な営業マンは、多くの訪問者を獲得することが出来て、極めて迅速な顧客対応をすることが出来るシステムを作る事が出来ている人であり、実際にそのシステムを利用して、顧客満足度を高めている人という事になるでしょう。
そうした人を会社も評価するという事になります。
ですから、今の会社で外回りに行きますというような事を言うと、遊びに行くのかというように怒られるかもしれません。
昔であれば、成績を残すことが出来る営業マンは外で会社に内緒で遊ぶという事も出来たのですが、今の優秀な営業マンは車内でコツコツと仕事を常にしていますから、そうした事は出来ない状態という事になるのかもしれません。
まとめ
今はネットという極めてビジネスに適したツールがありますから、これを活用して顧客とのやり取りをするという事が大前提になっていて、全ての情報提供は此処でしなければ意味をなさない時代になったと考えた方が良いでしょう。
それ以外の手段を使用しても、相手にとってはもう見ないし、邪魔というように考えられてしまい、却って敬遠されることにもなりかねませんから、この事をしっかりと考えて仕事をする必要があります。
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