開店すればお客さんが来る時代は終わった
商売をするときには、お客さんを大切にする必要がありますが、単にお店を構えているだけではお客さんが来るような時代ではなくなりました。
まだ、日本が経済成長していたころは、とりあえずお店を開けばある程度お客さんが来てくれましたのでそれほど問題はありませんでした。
ですが、バブルが崩壊してから経済が右肩下がりになり、やがてお店を開いても顧客が来ない時代になったわけです。
このような時代には、顧客のことをよく理解し顧客に関する情報を管理することで顧客を集めることが可能になります。
また、顧客の属性からどのような商品が売れているのかが分かり、より無駄なく商品を販売することが可能になります。
さらには、商品開発するときにも顧客のデータがあれば方向性が分かりやすく適切な商品を開発することができるでしょう。
これらを管理するためには、CRM顧客管理システムを利用しツール活用することでより売り上げを伸ばすことができます。
具体的な事例
これを具体的な事例を見ていくと、まずお店にくる人のデータを集めることでどれぐらいの年齢の人が多いかがわかります。
年齢層がわかれば、配置する商品や売る商品などが明確になりターゲットを絞り込むことができるでしょう。
例えば、マッサージの店を開いた例を見ると、お店を開いた当時は30代から40代の女性をターゲットにしていましたが、お客さんの内訳を見ていくと半分以上が男性であることがわかりました。
このようなときには、女性向けにサービスを提供するよりも、男性向けのサービスに切り替えた方がより多くのお客さんを集めることができるでしょう。
完全に女性を切り捨てるわけではありませんが、ターゲットを明確にした方が今の時代はお客さんが入りやすく商売繁盛するのは間違いのないところです。
男性向けのサービスとしては、癒やしのコースを取り入れて仕事で疲れたお客さんを取り込むようにすれば売り上げを伸ばすことが可能です。
また、店員を男性ではなく女性ばかりにすることで売り上げを伸ばした例も実際にあります。
集めたデータを応用する
蓄積されたデータからサラリーマンが多いとわかった場合、営業時間を少しずらして夜の遅い時間までお店を開けておくようにすれば、仕事が終わって体が疲れているお客さんを取り込むことが可能です。
基本的に金曜日や土曜日の夜は混みますので、それ以外の平日の夜を少し割引きにすることで一点集中させることを回避することができます。
もし、女性のお客さんが多ければ、店内を女性好みの雰囲気や色にしなければなりません。
男性の店員ばかりだと女性好みの雰囲気がなかなかわかりにくいですので、女性のアドバイザーを入れることでより女性に向けたサービスを提供しやすくなります。
今まで漠然としていた顧客のデータでも、CRM顧客管理システムを徹底して管理することで年齢層や性別、職業などが明確になればそれぞれターゲットを絞った戦略を練ることが可能です。
アンケートを活用する
よりターゲットの詳細を知りたい場合には、お客さんにアンケートをとる仕組みを取り込むとよいでしょう。
実際にお店に通っているだけでは、なかなかお客さんの趣味や好みがわからないものです。
ですが、事前にアンケートをとることでお客さんの全容がわかってくるためその属性に対する十分な対策を練ることができます。
アンケートで聞いておきたいことは趣味やお店に対しての要望だけでなく、家族構成や職業なども聞いておくとより具体的な対策を練ることが可能です。
次に、顧客の情報を管理することで商品開発をすることも可能になります。
具体的な例を挙げれば、例えばパン屋さんを経営している場合にそこのパン屋さんに来るお客さんの属性を調べることで、ヒット商品を売り出すことも可能です。
早朝に来るお客さんの属性が通勤前のOLが多かったとすれば、OLが好みそうなかわいらしいパンを目立つところに並べておくだけで大ヒットする可能性が出てくるでしょう。
逆に、男性客が多い場合には、スパイスのきいたパンなどを並べておくことで売り上げを伸ばすことが可能です。
時間帯別、天気別など細かくデータ化する
パン屋さんに来るお客さんが完全に男性だけの場合や女性だけの場合は考えられませんが、時間帯によって女性が多い時間帯と男性が多い時間帯があるものです。
例えば朝方は女性が多ければ、朝の時間帯だけ女性向けのパンをたくさん並べておくことで売り上げを伸ばすことができます。
一方で、お昼休みを利用して男性のサラリーマンがパンを買いに来る場合であれば、男性が好みそうなパンを並べておくべきです。
物を売る場合はお客さんの属性だけでなく、地理的な変化もコンピューターに入れることは可能です。
例えば気候をデータに入れておくだけで、雨の日はどのような種類の商品が売れたのか、あるいは晴れている日にはどのような商品が売れたのかは一目瞭然です。
おおよその傾向が分かれば、あとは天気に応じて提供する商品を変えていくことでお客さんが訪れやすいお店にすることができるでしょう。
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