完全成果報酬スタイルの注意点
完全成果報酬スタイルの営業代行は業務委託をすれば、成果をだして稼げるようになると考えがちですが、そのような場合でも稼げない事もあるので注意が必要です。
当たり前のことですが完全成果報酬だからといってこれが成果が約束されたものではありませんから、上手くいかない事も考えてある程度のケースを想定しておくという事はしておく必要があるでしょう。
上手くいけば問題はありませんが、そうならないという事はビジネスではよくある事です。
どんなに簡単な仕事であっても作業者が病気になってしまってそれを遂行できないという事もあるでしょう。
このような場合には、代わりの人を常に用意しておくという事をしていれば、すぐに対応してこうした事に備えるという事も出来るようになります。
このように様々な事に備えるというのがビジネスであって、常に上手く理想の状態で事が運ぶという事を考えて行うのがビジネスというわけでは無いという事を考えておく必要があるという事です。
特に営業という仕事は極めて成果を求めにくいという事があるという事を考えておく必要もあるでしょう。
単純作業でこれをすればモノが出来るというような事では無いという事です。
広告というような仕事であれば、宣伝することが目的ともなりますから、広告すればそれで仕事は終わりというようになるかもしれませんが、営業という事になると全く次元の違う話になります。
成果をどのようなモノで出すのかという事も考えての契約となると考えておく必要もあるはず。
コストの考慮が重要
営業代行に依頼をするという事は、自分達では目標とする営業結果を出すことが出来ないからか、若しくはコストパフォーマンスが悪いので、コストパフォーマンスを良くするという事を考えて、低コストの外注に出すという事を考えた時にする事だといえるでしょう。
とすれば、自分達では出来ないわけですから、外部の人達に依頼をするということになるわけです。
当然、相手からすればそこを交渉でついてくるということにはなるでしょう。
依頼をどのような形で受けるのかという事は、営業代行の業者も常に考えている所で、出来るだけ高い報酬にするという事と、成果を出来るだけ自分達の有利な評価で受けられるようにするという事は常に考えているという事になります。
ある意味ではこうした以来の交渉もビジネスの一つに間違いないという事になります。
基本的に業務依頼をしているという事は、その業務はその依頼コストではその会社は出来ないという事を暴露しているようなものになりますから、この事は代行業者も理解しているということを知っておきましょう。
目標とする成果が出る出ないという事もこうした交渉によって大きく変わるという事もあり得るという事になります。
営業は成果を出して、稼いでこそ価値があるというように考えられますが、そう簡単な仕事内容では無いという事は言えるはず。
だからこそ、専門の外注業者に依頼をするようにもしているわけです。
最近ではこうした外注業者の間でも競争が激しいので、コスト的には安い業者もいろいろと出てきていますが、その質に関してはまだまだ熟成段階と考えて良いかもしれません。
理想とするようなところに到達していない業者もあるわけですから、そうした事も考えておく必要もあります。
全ての業者が理想通りの仕事をするわけでは無く、ある意味では一部の卓越した業者が出来る仕事内容でもあると考えた方が良いかもしれません。
ビジネスは時間との勝負
業務委託というのは実はそう簡単な事では無いという事を考えておかなければなりません。
何しろ自分達の会社ではそれが出来ないという前提がある状態なのですから、それで高い成果を期待するという事も難しい話だという事が分かるはずです。
当然高い成果となれば、完全報酬型の報酬スタイルでは高い報酬を払う事になりますから、コストパフォーマンスとしてそれが最適な選択なのかどうかという事も考えなければならないでしょう。
ほとんどのビジネスにおいては、外注すると高くなるので、自社で行うというのがほとんどのビジネスでしている事なのです。
自分ですることによって、コストを下げるという事をするのがある意味では当然の事なのですが、外注はそれとは反対の事をしているわけですから、常にどのような事が起きるのかを想定して、それに備えた状態も検討しておく必要があります。
そして、そのような時にはすぐにその対応策を発動して、出来るだけ被害が大きくならないようにするという事をしなければなりません。
ビジネスは常に時間との勝負ということになりますから、上手くいかないという事が判明した時点で、次の手を打つ必要があります。
楽観視が最も危険で何とかなるのではないかで動くのではなく、どうにもならない可能性があるという時点で既に次の事を考えて行動するという事をしなければなりません。
損が発生するような事もあるでしょうが、それはある意味では必要経費だと考える事も大切です。
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