CDPとはどんなものなのか、使えるマーケティング手法紹介

CDPは顧客情報を活用できる蓄積データプラットフォーム

│ 最終更新日:2020年02月07日 │

CDPとは

CDPカスタマーデータプラットフォームのことで、様々なデバイスやメディアで顧客一人ひとりの情報を集めたり蓄積したり、統合連携をさせることに特化しているデータプラットフォームのことを言います。

CDPは顧客情報を活用できる蓄積データプラットフォーム

この点でそのデバイスはオンラインやオフラインを問いませんし、自社か他社かといった点も問いません。

このプラットフォームは、これまで以上に顧客一人ひとりが身近になるマーケティング活動を行うことができるといったメリットがあり、そうした活動のベースとなる顧客情報基盤CDPなのです。

 

寄り添ったサービスに必要なこと

例えば、ECサイト運営を行っている企業では顧客の名前や住所年齢やサイト内での行動や商品の購入履歴などの顧客情報を集めることができます。

しかし、これだけでは顧客にさらにぴったりのサービス情報を提供するということは完全ではないといえます。

これらの情報はあくまで自社ECサイト内だけのデータなのでもっと多くのデータを基にして顧客に寄り添ったサービス情報を提供する必要があるということなのです。

CDPは顧客情報を活用できる蓄積データプラットフォーム

そうした時に必要とされるのが自社サイト以外からの情報なのです。

こうした情報を集めて自社のもつ情報統合させたり、連携させたりすることで、顧客に対するマーケティング活動をより完全に行うことができるといったメリットが得られるのです。

例えば、他社サイトでの行動履歴やIoT対応アイテムなどから得られるオンラインデータ来店履歴などのデータなどを統合したり連携させたりすることによってえられたデータを蓄積し、こうした蓄積データをもとに顧客一人一人に寄り添った質の高いサービスを提供することができるということなのです。

 

 双方のメリット

この仕組みを導入すると企業側顧客側両方にメリットがあると考えられています。

まず、企業側の利点として挙げられているのが、顧客一人ひとりが何を求めているのかということがはっきりとするため、 一人ひとりに応じた戦略を立てることができるという点が挙げられます。

この点については、これまでならSNSや買い物のためのサイトでの顧客の行動データを個別に集め、それらの情報を自社のECサイトで得られた顧客情報と紐づけるといったことが必要でした。

そして、自社サイト以外から得られる情報については別々のプラットフォームで確認を行う必要があったということなのです。

そうすることによって一人ひとりに応じた情報発信が可能だったのです。

しかし、カスタマーデータプラットフォームを導入することで、これまでであれば個別に収集していたこうした情報を一括して蓄積したり、分析を行うということが可能になり、ユーザーの求めているものを知りやすくなり、より一人ひとりに適切なアプローチが可能になるということなのです。

CDPは顧客情報を活用できる蓄積データプラットフォーム

さらに、顧客が必要としていないものを提供するといったことも少なくなって、マーケティングといった点でもより効率性のある施策を行うことができるようになったということなのです。

同じ結論に至るために必要とされていた手間と時間を大幅に少なくすることができるといった利点が企業側にあるということなので。

 

顧客にとっても大きなメリット

また、この仕組みは顧客側のメリットをもたらします。

まず、必要だと思っている情報がよりよいタイミングで受け取れるということが挙げられます。

CDPは顧客情報を活用できる蓄積データプラットフォーム

CDPシステムでは集めたデータは即時に活用することができ、顧客が自社サイトを訪れた時に顧客に最適な商品の情報を手供することができるということなのです。

単に、一つのカテゴリーに顧客を当てはめて十羽一絡げに情報を提供するのではなく、どんなバックグランドをもったどんなニーズがある顧客なのかといった細かな点も加味した上で、その人が本当に必要としている情報最適なタイミングで得られるようにできるということなのです。

このことは顧客側のCDPのメリットなのです。

こうした細かな分析は様々なところでの顧客の行動データが集められているからといえます。

そして、蓄積データをもとに分析がなされており、今、必要だと思っているところにジャストタイミングで届けられるといったメリットがもたらされます。

 

可能性を広げるツール

このように、CDPはいろんなチャネルから顧客一人ひとりの詳しい情報を収集したり蓄積したりすることが可能です。

そして、それらのデータを統合させたり連携させたりすることで有効活用をして、最適なタイミング最適な情報を顧客に提供することができるデータプラットフォームです。

こうした仕組みを導入する企業側にも顧客側にもメリットがあり、より一人ひとりの顧客に寄り添った情報をタイムリーに届けることができるのです。

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企業側にとっても顧客側にとっても双方にメリットがあるシステムとして注目察れているのです。

したがって、CDPは新しいマーケティング活動の可能性を広げるツールとして昨今注目されているシステムで、よりよい顧客情報を獲得するといった点でも注目されているのです。

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