求人で高待遇だったテレアポのアルバイト

求人で高待遇だったテレアポのアルバイト

│ 最終更新日:2024年02月22日 │

小さいころから一人でいる方が好きでした

私は子供の頃から人と接することが得意ではなく、1人で遊んでいることが好きな子供でした。

今になって振り返ってみると、保育園にも友達らしい友達はいませんでした。

保育士の誘導によって大人数で遊ぶことはありましたが、少人数のグループになると私はどこにも属していなかったと記憶しています。

求人で高待遇だったテレアポのアルバイト

仲間外れにされていたとかいじめられていたとか、そのような深刻な状態ではなかったのですが、皆で遊ぶよりも単純に1人でいることを好む子供だったのです。

しかし、保育士や両親には、かなり心配をかけていたような気がしています。

この子は皆と仲良くすることができないのではないかコミュニケーション能力に問題があるのではないかといった話し合いを、何度も設けていたそうです。

私が大きくなってからその話を母から聞いた時、自分が好んでしていた行動が周囲の大人たちを心配させていたのかと考えると、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

無理して周りと付き合う必要はないのではないか

小学生、中学生と進学しても、私の性格は変わりませんでした。

クラスメートと集っているよりも、1人でいる方がずっと気楽に感じていたからです。

幸いにも中学時代には、私以外にも1人の行動を好む生徒がいて、私だけが周囲の雰囲気から浮いてしまうことがありませんでした。

求人で高待遇だったテレアポのアルバイト

そのような状態は高校生になっても続き、その頃になると両親もすでに諦めているようで、何かを問い質されたり指摘されたりといった記憶はありません。

自分でもこのままで良いとは思っていませんでしたが、無理をして周りと付き合う必要はないのではないかと考えていました。

無理をすればいつか自分の心が悲鳴を上げて、心が壊れてしまうのではないかという不安がありました。

自分が楽な気持ちで生きていきたいという希望だけは、捨ててはいけないのではないかと強く感じていました。

 

働いて初めて分かったこと

高校を卒業したら大学へ進学することも考えなかったわけではありませんが、大学よりも就職をする道を選びました。

会社という組織は学校とは異なり、友達を作るための場所ではないという考えがあり、仕事さえきっちりとこなしていたら誰にも文句を言われないのではないかと思っていました。

大学で何かを学びたいという希望もなかったため、私は就職をすることを決意しました。

正社員として入社を決めた会社は建築関係の会社で、私は事務職として採用されました。

事務職ならば、営業職のように人と接する必要がないと思い、事務職を希望して就職活動を行っていました。また、自宅から自転車で15分ほどの場所にあり、通勤時間が短いという点が気に入りました。

求人で高待遇だったテレアポのアルバイト

しかし、実際に入社してみると、事務職であっても周りの社員とのコミュニケーションは必須であり、私は自分の考えの甘さに打ちのめされました。

そして、会社は学校とは異なり、甘えは許されない厳しいところでした

なかなか仕事に慣れることができなかったため、徐々に周りから浮いてしまった私は、結局その会社を1年で退職してしまいました。

それからは働くことが怖くなってしまい、しばらく何もせずに部屋に引きこもるような日々を送っていました。

両親は何も言わずにいてくれましたが、心配を掛けていることに対して自分を許すことができず、正社員としてではなくまずはアルバイトで働くことを決意しました。

 

実際にテレアポで働いてみた結果

様々な求人を確認したところ、私の心に引っかかったのは健康食品会社のテレアポのアルバイトでした。

それまでにテレアポの仕事をした経験はなく、電話で営業をするような仕事は自分には向いていないと思っていました。

しかし、求人の内容を見ると、ノルマがないという点に安心感を覚えました

ノルマという明確な数値があるとそれにプレッシャーを感じてしまい、心が休まらない気がしますが、ノルマがなければ純粋に仕事を楽しめるのではないかと考えることができました。

何よりその健康食品会社は私も商品を購入した経験があり、商品の効果には心から満足していました。

自分で質を確かめていたということで、会社そのものを信用することができ、ここでなら働いてみたいと思うことができた自分に驚かされたほどです。

求人で高待遇だったテレアポのアルバイト

さらに時給の高さに驚き、一般的なアルバイトの中でもかなりの高待遇という点も、このアルバイトに魅力を感じた大きな理由でした。

しっかりと稼いで、それまで心配ばかりかけてしまった両親を安心させてあげたいという気持ちが強く存在していました。

そして、面接を受けた結果、幸運にも採用され、初めてのテレアポのアルバイトを始めました。

できるのかと不安でいっぱいでしたが、相手の顔が見えない電話ということで、直接話をするよりも落ち着いて話せることがわかりました。

話すテンポがゆっくりな私の説明はわかりやすいと褒めてもらうことが多く、どんどん自分に自信を持つことができるようになりました。

このアルバイトを始めてから今では3年が経ち、すっかりベテランの域に達しています。

やっと自分が生かせる職場を見つけることができたと、感謝の気持ちでいっぱいです。

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