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テレマーケティングやCRM顧客管理システムにおける導入事例や共有メリットとは
テレマーケティングとは、簡単に言ってしまえば電話やメールなどを介して企業が顧客とコンタクトを取りやすくするための、販売促進や営業の活発化を目的としたマーケティング手法のひとつです。
基本的には電話がメインになるマーケティングの方法なのですが、効率的な業務を行うことで現場のオペレーターの負担を軽減できるなどといった利点が存在しています。
CRM顧客管理システム
一方でCRM顧客管理システムとは、企業と契約している他の会社や商品を購入してくれている顧客などとの接点や購入履歴などを全て管理して、データを元に顧客満足度や取引先とのロイヤリティを向上させるためのシステムになっています。
分かりやすい例を挙げるなら、自社の社員が保有している取引先や提携先などに関する名刺の一括管理や、顧客が不満を持っている商品やサービスのあぶり出しなどです。
顧客や取引先のニーズへの対応を怠らないことが、結果として利益や収益の拡大に繋がるというマネジメント手法になっています。
どちらも大企業だけでなく中小企業にとって重要なシステムであることから、社員数が100人に満たないような会社でもテレマーケティングやCRM顧客管理システムの導入が近年活発になっているのです。
CRM顧客管理システムの導入事例
テレマーケティングやCRM顧客管理システムの導入事例は、インターネット上に記事として掲載されている割り合いが多いため、無料で閲覧できる情報源もかなりの数が実在しています。
資金力のある大企業なら別ですが、新規でのマーケティングシステム導入時にあまりお金がかけられないという中小企業であっても、時間さえかければメリットだけでなくデメリットに関しても情報を無料で集めやすくなっていると言えるでしょう。
導入事例の中にはマーケティングシステムを提供している会社や業者が発信している情報もありますが、導入した側の実体験から記載されている情報もウェブ上にはいくらでも転がっているため、ポジティブな意見だけでなく辛辣でネガティブな意見までを含めて確認したいという責任者や経営者の方でも満足できるような、顧客目線で書かれた記事や書き込みなども確実に見つかるものと想像しておいて構いません。
テレマーケティングはコツや上手く活用するためのポイントなども合わせて、インターネット上で記事になっていることも少なくないので、導入後にあまり収益化できていないようなときの情報源としても役立ちます。
我が社の導入事例
実は我が社でも大体5年前にテレマーケティングを、去年の頭にはCRM顧客管理システムを会社全体で取り入れました。
結果から言わせてもらうならメリットは確実に存在しており、導入事例とまでは言いませんが名刺や顧客情報の営業担当者間での共有化はかなりいい部分だと実感しています。
まったく会ったことのない顧客や取引先のデータが共有化されるだけで、他の顧客が我が社や弊社営業担当者にどのような不満を持っているのかが社員で共有認識できるようになったからです。
営業担当者からするとお客様の接するときに注意すべきポイントや、これからこの部分を改善していきたいなどいったアピールポイントの組み立てがしやすくなったという点が、CRM顧客管理システムなどの共有メリットだと実体験から言えるでしょう。
何気に他社でのプレゼンテーションの際にも顧客管理データは役立っています。
デメリット??
逆にデメリットを挙げるなら、パソコンは別としてスマートフォンやタブレット端末などのインターネット接続ツールを常に持ち歩かなければいけないことと、通信障害が発生した際に希望のデータまでアクセスできないという二点が挙げられます。
前通信キャリアによる通信障害の営業で、出先で顧客管理システムの情報に触れられなかったときには非常に困りました。
紙の名刺や紙の手帳なども、いざというときに備えてまだまだ活用しなければいけないと感じさせられたことを記憶しています。
とはいえテレマーケティングは通信会社の電波障害などはあまり影響を受けませんし、会社が一部の通信会社としか企業契約を結んでいなかった場合でも、社員がプライベート用で保有しているスマートフォンなどが別のキャリアなら、一時的な通信障害などは回避できるようになっています。
リスクマネジメントさえ怠らなければ、大きなデメリットにはなりえないと言えるでしょう。
CRM顧客管理システムを導入してから
あくまでも我が社の事例なので、他の会社でも必ず同じ結果に繋がるとは断言できませんが、それでも弊社ではCRM顧客管理システムを導入してからというものの、現場で働いている営業担当者などの負担が軽くなったと好評です。
同じ社内でもあまり放したことがない同僚と、顧客情報の共有化をするのは難しいため、有用性の高いシステムを導入するだけで現場の負担は確実に下がります。
働き方改革で残業がしにくくなった今の時代だからこそ、就業時間の短縮のために顧客データの共有メリットを有効活用すべきだと言えるでしょう。
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