コールセンターニュース | 「あなたがいてよかった」をすべてのひとに 株式会社knit

「あなたがいてよかった」をすべてのひとに 株式会社knit

株式会社knit
代表取締役 秋沢 崇夫
マーティング 森 勝宣

ー 本日は株式会社knitの秋沢社長と森様にお越しいただきました。よろしくお願いいたします。

秋沢様:よろしくお願いいたします!
森様:よろしくお願いいたします!

さっそくですが、御社の会社概要や事業内容を教えていただけますでしょうか?

会社概要、事業内容

弊社は2017年に設立をした会社でして、『HELP YOU』というサービスを運営している会社になります。
オンラインアウトソーシングという、オンラインですべてBPOを完結させるというサービスです。在宅で働きたいという方々と、業務をアウトソーシングをしたいという企業をマッチングをしております。領域としては経理、人事採用、営業事務代行はじめ、SNS運用などのマーケティング領域のサポートなど、多岐にわたっておりまして、運営体制としては「チーム制」「採用を厳選している」というところが特徴です。
一人ではなく複数人でその会社の事業、業務のサポートをしていくので、例えば急遽休みが出たり辞職する者が出たとしても、業務がしっかり冗長性が取れている状況なので、業務に差し支えがありません。また、経理やマーケティングやSNSなど、異なる事業を網羅できる方はなかなかおりませんので、一人分の人件費で幅広い業務をサポートができるよう、チームで行っております。

ー ありがとうございます。
『HELP YOU』 はオンラインのアウトソ
ーシングサービスということですが、類似サービスをやっている会社との違いはありますしょうか?

他社との違い

はい、1つは社内のコミュニティを大事にしていることです。やはりオンラインで働くと、誰とも喋らない、テキストだけのやり取りで在籍している感が無い、などロイヤリティが感じられないというのが課題としてあるかと思います。
この「HELP YOU」という組織に所属し、得意な仕事に特化することができたり、ロケーションフリーで働けることなど“自分達の働き方はすごく充実している!”と実感してほしいと思っているので、”コミュニティマネージャー”を配置して、組織を活性化させ、離職・退会しないような仕組みを作っております。その結果、離職率が低く、質の高いリソースが担保できているという形です。

ー なるほどですね!コミュニティマネージャーという方がいらっしゃるんですね!
そのコミュニティマネージャーの方がHELP YOUに登録されている在宅ワーカーさん毎にコミュニケーションを取っていくような形なのでしょうか?

そうですね。オフィスの中であれば、井戸端会議で自然に話が膨らむと思うのですが、オンラインで全国、世界に在宅ワーカーさんがいるのでなかなかそうはいかず、家でずっとストレスを抱えている人も少なくないです。ですので仕事の話というのは当然チャットの中でも進んで行くのですが、仕事以外のプライベートや悩み、趣味の話をする時間を大事にしております。

現在、オンラインでのコミュニティが27個ありまして、今現在も増えております。
業務に関するコミュニティから、中にはキャンプ好きが集まるような業務外のコミュニティまで、本当に様々です。

ー 27個もあるんですね!それはすごいですね。

また、世界33カ国で400名程の在宅ワーカーの皆さんにお仕事をしていただいているのですが、時差が違ったり、働ける環境が違ったり、やはりそれぞれ事情が違う中で、共通の何かで繋がれるという事がすごく大事なのかなと思っております。
人との繋がりを実感しにくくなっている今の現状を我々は5年程前から課題としておりました。
我々は人的サービスとしてアシスタントさん達が商品でありサービスなので、やはりコロコロ人が変わるとお客様にも質の担保が難しくなりますし、アシスタントさん達に長く定着していただければいただくほど、より企業様を理解でき、業務の提案が出来るんですね。
やはり帰属意識を高く持ってもらい、安心して長期で働いていただけるような環境を作るのが大事で、組織運営の方針となっています。

ー ありがとうございます。すごく安心して働ける環境なんだな、というのが非常に伝わって来ました。インタビュー前から社内の雰囲気が良い会社さんなんだなと感じてましたが、理由がよくわかりました(笑)

ありがとうございます。2つは、最初の方にもお伝えしましたが採用を厳選している、ということです。
在宅ワーカーの方は登録したらすぐお仕事が出来るというポータル型の仕組みではなく、適職診断テストを受けていただき、その後オンライン面接を行っています。
オンラインで問題なく仕事ができそうか、リテラシーを持ち合わせているか?HELP YOUという組織風土や文化に馴染めるのか、当てはまるのか、どういうワークスタイルで働きたいのか、などを見てしっかりと精査をしております。そのため、仕事が思ったより出来なかった、というギャップが生まれにくくなっております。
そして入社後もすぐに仕事を渡すのではなく、3ヶ月ぐらい先輩が一緒に付き添いながら、その人が担当する案件で活躍できるまでしっかり研修をするので、入社後のサポート手厚くやっております。

ー 採用を厳選し、働いてみた後のミスマッチが起きないようにあらゆる視点から精査をしているという事ですね。
在宅ワーカーさんにとっては採用までは非常に狭き門と思いますが、それがサービスの質を担保できている要因なんですね!
そうしましたら、コロナ禍で色んな企業が影響を受けて事業転換をせざるを得ないという状況も多いと思うんですが、御社の方では影響や変化は何かありますでしょうか?

コロナ禍での変化は?

我々は3、4年前くらいからずっと完全オンラインで業務を行ってきたので、コロナによって何か変化したというのは逆に無かったですね。逆に企業様の方が“オンラインでお仕事は頼めないよね”という意識の変化があって、お問い合わせが増えている状況です。
世の中がコロナによって働き方が変わったので、むしろ我々のやってきたことが徐々に浸透して来たという印象ですね。

ー そうですよね。やはりコロナ禍においてはオンラインというのが非常にテーマだと思うので、今までオフラインでやれていたもの今後はオンラインでやっていかないといけないと思うので、世間的に広まって来ていますよね。

そこで言うとコロナで世の中的には大きく変わったかなと思う所が3つありまして、1つ目は企業のオンライン化が進んだというところ。2つ目はオンライン化する事で今までの無駄な所が見え、生産性に対しての意識が高まったこと。3つ目はやはり業績が悪くなって雇用できない、倒産などが問題になっているということです。
採用する事がリスクと考える企業が増えて、そこはアウトソースで良いのでは?という意見が世間的に高まったというのが変わった事かなと思ってます。ただ弊社がやっている事自体は変わっていませんが、依頼される業務内容は企業規模によってちょっと変わっていますね。

ー なるほど!・・・と言いますと?

弊社は元々、50人前後の会社からの依頼が多かったのですが、緊急事態宣言が出た後、去年の5月ぐらいから急に大手の割合が増えました。
どうにか体制を変えなければいけない、オンライン化に合わせなければいけないということで早く動かれたのかと思います。それに伴って経理や総務などのバックオフィス業務のオンライン化の相談がすごく増えたり、大手は派遣社員が多くいるが来社させられず、オンラインのアシスタントで代替え出来ないか?という相談も増えましたね。
あとやはりオンラインショップや通販などを開始される企業様がすごく増えたので、その周辺の業務やSNSを活用した宣伝の運用依頼もすごく増え、オンライン化に伴い“説明する資料がオンライン商談する用ではない”と言う事で、提案資料の作成依頼も増えました。

ー なるほど、ありがとうございます!やはり多くの企業がコロナによって売上が下ったり、世の中全体ではネガティブな事の方が多いかな?と思うんですが、御社ではむしろ、ほとんどポジティブでプラスの要因が多いということですね。
利用者も増えているということで、非常に素晴らしいです。御社と同じようなオンラインサービスは他社でも同じようにありますが、その中でも御社をどういった要因で選ばれているのでしょうか?

「HELP YOU」が選ばれる理由、その他事業

そうですね、多岐に渡った依頼をいただきますが、チーム体制での対応をすることで柔軟性をもって対応できるというところが大きいと思います。
例えば派遣やパート、アルバイトなどを採用後、なかなかフィットせず辞めてしまう事が多いようで、そうすると今までの教育も含めた時間が無駄になってしまいますし、一人辞めてしまうと回らなくなってしまう、という企業も多いので、“チームとしてやっていただけるのであればお願いしたい“ということでご依頼いただくケースが多いです。

ー なるほど。御社のHELP YOUのサービスがメイン事業との事ですが、それ以外に取り組んでいる事業などはございますでしょうか?

オンラインイベントの企画運営サービスとして、「オンラインイベントの運営代行」の依頼が増えています。
コロナで人が集まるイベントをなかなか出来ない状態でも、入社式や株主総会、懇親会をやりたい、などのニーズがあります。自分達だけでどう企画して、どう運営すればいいかわからない、何をやれば良いか分からないというお声をいただきます。
そこに我々が今まで5年間培ってきたオンラインコミュニティのノウハウがありますので、その知見を活かし、サポートしております。

ー リアルでやっていたイベントのオンライン化を企画、運営するということですね?

そうですね。例えば、会場を借りてやっていたイベントを例年通りやって行く為にオンラインでどうやって行うのか?というご相談は多くありますね。
今後は“オンラインでこれも出来るんじゃない?”という、オンラインが主体で始めていくという企業が増えてくると思っていますし、それらを我々がお手伝い出来るようにしていきたいなと思っています。

ー なるほど。今までやって来た本来の業務に加えて、“こういった事もオンラインでやれるんだよね”というご提案ができるというのはまさに御社独自の強みですね!

さらに「海外調査サポートサービス」というのをやっておりまして、世界33カ国にメンバーがおりますので、欲しい情報を現地で調査が出来る、というサービスをスタートさせております。海外に行くことが難しい今、その国、その街や地域の現地でしか知り得ない生の情報を提供できるため、非常に好評いただいております。
世界各国にメンバーがいる弊社でしかできないことだと自負しております。
この2点が直近で増えており、今後も伸びていくと思います。

ー それはすごいですね。現地、現物の生の情報を受け取ることができるのは、コロナ禍の今だからこそ希少価値が高いですよね。今後の発展が楽しみですね!
最後に何か一言あればお願いいたします。

最後に一言

我々のサービスはオンラインでどのように業務を依頼すれば良いか分からない、これってオンラインで出来るのかな?という所からサポートしておりますので、気になることがありましたらお気軽にお問い合わせいただければ、我々の方でご提案をさせていただきますのでお気軽にご連絡いただければと思います!

ー しっかりと企画からできますよということですね。これだけ多くのノウハウをお持ちなので、非常に心強いですね!
それでは秋沢様、森様、本日は貴重なお話いただきまして、誠にありがとうございました!

■「HELP YOU」の詳細はこちら

会社情報
会社名 株式会社ニット
住所 東京都品川区西五反田 7-22-17 TOCビル 10F 41号
URL https://knit-inc.com/
事業内容

オンラインアウトソーシング / 業務仕分けコンサルティング / テレワークの研修・コンサルティング / コスト最適化サービス / メディア運営事業

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