株式会社Qlein 代表取締役 足立 真里佳
『人』は一人ひとり違うため、完璧な対応をしても満足度が100%に達成しません。
どのようにしたらお客様が喜んでくれるのか、納得してくれるのかを考えながら接客することこそが満足度を上げると信じております。
弊社スタッフもこの理念に共感し、一人ひとりの『人』と誠実に接することを日々心掛けております。
御社の事業内容や特徴を教えていただけますでしょうか?
弊社は、いろんなスタッフに登録して頂いて、働く場を提供することを理念としていて、テレアポ業務を主軸にやっております。
具体的な働く場としては、オフィスでの架電や在宅での架電をメインにしています。だからオフィスにいらっしゃらない方もいらっしゃいますね。
そして、テレアポだと商品を売らないといけないので、お客様の立場に立って課題を探し見つけ出して、課題の解決方法をご提案したり切り替えしていくというところを意識して業務に当たっています。
あとはオンラインの事務も行ってますね。
問い合わせの受付やスタッフの管理、シフトの管理とかクライアントさんからの依頼で求職者の方に対しての窓口として、面接日程の調整、その他事務関係、競合分析の為にマーケティング調査などをしています。
ー 色んなことをやってらっしゃるんですね!
弊社は「どこにいても働けるように」という点を一番大事にしていて、東京だったらたくさんお仕事あるじゃないですか、じゃあ、地方に住んでいる方はどうなの?って、思うんですね。
働く場所のせいでお仕事ができないっていうのは、今の時代、もったいないこと(人材をうまく活用できてない)だと思っていて、インターネットがこんなに発達しているのに、インターネットを使わずに自分の住んでる場所のせいで仕事ができないっていうのはナンセンスだと思っているんですね。
スキルがある人であれば、どこにいても働けるような場所を提供したいと思っています。それが弊社の理念でもあります。
日本にいても、世界にいても、自分にスキルがあるのであれば、どこでも働ける場所を提供したいです。
スタッフに対してどうなって欲しいという思いはありますでしょうか?
やはり、オンラインなので顔を見ない事が多いので、弊社ではビデオチャットを使ってできるだけ顔を見るようにしてます。
その理由としては、スタッフ同士顔を見せないと匿名性が出てくるからなのか、どうしても責任感を持たなくなってしまうんですね。
ですので、お互いが顔を出すことを重要視しております。
どうしてもオンラインなので、飛んでしまう人とかもいるにはいるのですが、最終的には、スタッフにこうなって欲しいというか、お互いが支えあえるようなそんな存在になりたいんです。
オンラインで、一人で仕事をするってモチベーションが上がりにくかったり、寂しかったりするからこそ、ミーティングや同じ業務を行っている人達と話したりして「1つのコミュニティに入っている」、「株式会社QLEINの1スタッフなんだ」という気持ちを持って業務にあたって欲しいですね。
その気持ちを持ち続けるためにも、スタッフがミーティングしたいなどの打診があった際には、電話をしたりして積極的にコミュニケーションをたくさん取るようにしています。
あとは、請け負っている仕事が本当に多岐に亘るので、テレアポに関しては未経験者であれば一人一人きちんとロープレをやって人を育てていますね。
面接で気をつけていることや気を遣っていることはありますか?
やっぱり、“コミュニケーションがちゃんと取れるか“です。
テレアポであれば、ハキハキと応対ができ滑舌が良く、機転が利く方ですね。
法人向けの商材を多く扱っていると、勉強した知識以上の詳細すぎる質問があった時に、上手く機転が利いて、かわせないと、クライアント様にも迷惑をかけちゃうので、そこを上手くクロージングに持っていけるような能力があるかどうかを、気を付けて見ています。
ー 機転が利く人って例えばどんな人ですか?
機転が利く人の特徴としては、話し方で大体分かるんですけど、相槌だけじゃなくて質問を察知したりとか、質問に対して紐付けして答えることが出来るとか、説明内容を一回で理解できるかというところですね。
どういった人材を求めていますか?
誠実な人!これが一番です。
言いなりになる人という意味ではなく、業務内容に関して改善方法を見つけてくれるような…そもそもやりたいって気持ちを持っている人は、素直で誠実でやる気があってまじめで…人を裏切るようなことはしないと思うんですね。
弊社が仕事をお願いする人は、皆さん成人を迎えた大人なので、その人の元々の人格を変えようなんて思ってなくて。
テレアポに関しては、もちろん未経験の人も沢山いらっしゃるので、モチベーションを保ってもらうためには、何度も沢山コミュニケーションをとって、少しずつ自分のスタイルを見つけるまではとにかく精神的にもサポートをしていくことに重点を置いていますね。
だからこそ、面接等でしっかりとその人の素質を確認しています。
ー なるほど…ちなみに個人的な質問なのですが、クレインって会社名の由来はなんですか?
モチーフを日本のものにしたくて。
というのも、最初に、世界中で仕事が出来るように、言語を問わずやりたいと思っていたんです。
だからこそ、人と接する日本の心を忘れずに接したい、思いやりをもって企業や人へのサポートをしたい、その心を大事にしたいと考えたんですね。
そこで、鶴の英単語「crane」と同じ日本語の発音のこの会社名をつけました。
なぜこの業界で仕事しようと思ったのでしょうか
そうですね。
3つあるんですけど、以前、アメリカに住んでたことがあるんですけど、場所のせいで仕事が出来ないのがすごく嫌だったというのと、私は人と接する仕事が好きだったのと、あとはたくさんの経験をしてきた中で、私は新しいことを生み出すよりも裏方業務、アウトソーシングが向いてるなって思って、こういう方向で仕事をしようと考えたんですね。
今、労働人口が減っているとはいえ、場所を限定しなければ働きたい人というのは沢山いらっしゃるんです。
オンラインで仕事が出来る世の中だから、女性や外国人やシニア、地方の方でも、雇用問題がもっと解決すると思うんです。
だから、そういう人達に仕事を提供したり、人材の活用方法もこういうのがあるんだなって企業さんにも意識して欲しいと思っています。
ー 同じ女性としてあまりにもかっこよくて尊敬します…!
東京で仕事してた時は似たような人ばかり集まってきてたんですけど…
でも今、いろんな人と出会えて話すことができていて、求職者の方に自分で見つけてきた仕事でその人に合ったお仕事を提案できるのが楽しくて嬉しくて、半分趣味みたいになってるんです。(笑)
女性って生物学的に長期的に物事を考えられないと言われているんですが、それを逆手にとって今の目の前のクライアントさんや人に対して、誠心誠意勤めて、目の前のことにしっかり向き合って仕事しているんですが、その中でも身近な人を大切にしていきたいなぁと思っていますね。
会社情報
会社名 | 株式会社 Qlein(クレイン) |
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代表者名 | 足立 真里佳 |
役職・肩書 | 代表取締役 |
住所 | 東京都八王子市散田町3-18-15 |
URL | http://qlein.co.jp/ |
事業内容 |
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