株式会社 長塚電話工業所 長谷川 幸一
固定電話、無線電話、携帯会社そしてIP電話の時代へ…
目まぐるしい社会変化の中で、特にヘッドセット分野において独自の創意工夫技術の研鑽、蓄積を重ね業界を牽引する技術を持ち続けています。
賢牢、軽量で卓越したデザイン、さらに研ぎ澄まされた音質、業務用ヘッドセットとしての条件を全て兼ね備え、その時代のニーズをクリアにした製品を長年培った高度な技術で作り続けています。
ー お世話になります。株式会社GCの岩間と申します。本日はよろしくお願いいたします。
お世話になります。長塚電話工業所の長谷川と申します。よろしくお願いいたします。
御社の事業内容や特徴を教えてください。
ー 早速ですが、御社様の会社について教えてください。
弊社は通信機器の製造や販売を中心に展開まして、創業は昭和12年創業の会社です。
ー 歴史がありますねーすごいです!
弊社はコールセンターですが、御社様をWEBで拝見させていただきましたが、ヘッドセットを作られてますよね、職業柄一番目に留まりました!今回の取材記事作成させていただくのにあたりまして、コールセンターに関連している会社様に声をかけさせていただきました。
御社様ではヘッドセットの製造販売などものつくりがメインですか?
そうですね、基本的には製造で代理店の方々に販売していただいてるので、商品の応対など、サポートもさせてもらってますよ。
ー なるほど、WEBにヘッドセットの騒音実験のYouTubeが載っていましたが、あれはすごいです(笑)
コールセンターはとなりのオペレーターとの距離も近いので、録音ログを聞き返す際、声がごちゃごちゃになってしまいなかなか聞こえなかったりするんですよ。
あの動画ですか(笑)あれは撮影許可ももらって営業中のパチンコ屋さんで店長さんに許可ちゃんと頂いて検証しました。
結果は、我々も驚くべきモノでした。ほぼ全ての雑音をカットできたので当社の技術力含良いアピールのできる動画に仕上がりました。
ー そうだったんですね!さすがにコールセンターのニーズをしっかり理解されているんですね。
でなければいいものは作れませんし、現場で必要とされなければ、売れないですからねまあー通信業界とは切り離せない関係ですからね(笑)
ー ですね、ありがとうございます。コロナの影響などはありましたか?
業界全体に影響がありましたがヘッドセットにもかなり大きな影響がありました。
ー その辺のことききたいですね、業界を取り巻く現在の環境について御社様ではどのように考えっていますか?
業界をとりまく現在の環境について、どう分析していますか?
コールセンターは三密も三密で、現状ではまだまだ、在宅でのコールセンターは管理の問題から限界がありますよねー、どうしても現場での業務になってきてしまうんですよね。
かつ、世間ではコールセンターは電話に出て当たり前という風潮があるりまして、生活のインフラの一つとして浸透していますからね。
そのなかで、現場では、オペレーターに一つのヘッドセットではなく、一つの席に対して一つのヘッドセットを使い回すということをしているのもありまして、そのため各企業の方でコロナなどの感染リスクが高くなってしまっているのが現状ですね。今後は、一人一つのヘッドセットを持たせる必要がでてくると思います。現に弊社ではヘッドセットの出荷数が過去最高を記録しまして、すでに各社コロナに対する対策は進んでいるのだと実感しました。
ー おっしゃるとおりですね、コロナが流行りだして現場でヘッドセットが買えない時期がありまして、弊社はまとめて買えるところで買いました。いきなりヘッドセットの需要が増えたので、ヘッドセットを繋がりのあるコールセンターさんに貸す、ということもありましたね(笑)
海外製のヘッドセットなどは、コロナの影響で仕入れにリードタイムがかかり供給に大きな影響があると聞きますし当社も実際影響がありました。
弊社で製品を製造しているのでぎりぎり追いつける状態ですね。今後我々は、そこに対して生産能力をどこまであげられるか、ということが一つの課題になってくる。生産能力の見直しは、社内で最も大きなテーマとして取り組んでいる最中です。
ー 作っていく過程の中でどれだけ効率をあげられるかは、ものつくりの会社様からしたら重要ですよね。
そうですねー、去年全く売れてなかったUSBタイプのヘッドセットが今ものすごく売れていますね。テレワークなども浸透してきていることや、最近では外国のコールセンターも作られ始めている。業界的にはその影響で需要が増えてきているのではないかと思います。
ー Jabra社のワイヤレスヘッドセットを扱っていますよね?御社では販売のみをしているのですか?それとも御社の技術なども入っているんですか?
当社はJabra(GNオーディオジャパン社)の一次代理店です
ー なるほど、御社様の方でも今後ワイヤレスヘッドセットを作っていったりするんですか?
過去何度か施策しましたが、Jabra社の製品が相当レベル高いので新しいものを作ってコストを掛けるより”レガシィタイプは当社の製品、ワイヤレスタイプはJabra製品という枠組みで販売した方が、ユーザー目線で考えたときに最もよい選択”と考えております。
ー なるほど、ありがとうございます。
需要が上がっていることに対して、御社様の方でヘッセットを販売して代理店様を募集しているということで、今後どういった方向で展開していかれるんですか?
集客を最大化させるために取り組んでいることは?
当社はダイレクトセールスも行いますが基本、パートナーセールスがベースになっているので、販売店さんを今後も拡大させていく予定ですね。販売店さんが売りやすい紹介しやすい環境を構築していこうと思っています。販売店さんに対するサポート力の向上と製品品質の向上の両側面から強化していきます。
また、ヘッドセットは消耗品ということもあり、可能な限り故障しない設計を常に考えて製造しておりますし仮にトラブルになったときは我々が全面的にサポートできるようにしていける体制を整えております。
また、弊社では今後オンラインPRを強化していきたいと思っております。最近コロナの影響で対面でセールスの機会が激減している為、YouTubeやZOOMを活用しながら非対面でのセールスを実施できる環境を構築していければと会社で話しています。
今年の10月からオンラインでの宣伝を強化していく事になりまして、私もWEBページ担当になって、今後SEO対策なども含めオンラインの方に力を入れていきます。HPもいじったりしてますよ!今後一気に加速させていければと考えてます。
ー なるほど、コールセンターの業界は非常にニッチな業界ですが、弊社はいろんな角度からの取り組みをさせて頂きたいですし、コロナの影響で個人の在宅さんなど増えてきております。これからは長谷川様がおっしゃるとおり、コールセンター業界の全体をそこから盛り上げられるような、体制をどんどんとっていこうかなと思っています。本日はありがとうございました。
会社情報
会社名 | 株式会社 長塚電話工業所 |
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住所 | 東京都目黒区鷹番2-11-1 |
設立日 | 昭和12年02月 |
URL | https://nagatsuka.co.jp/ |
事業内容 |
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